このワークを行うことにより、以下のようなことが期待できます。
・テーマについて偏りなく情報を網羅できる
・テーマについて文章で説明できるようになる
解決すべき問題をざっくりと発見したぞ!
あとは解決策を打ち立てて、実行だ!
待て待て!そのまま進むのは浅はかだよ。
それにざっくりだと対策も立てづらいから、もう少し深めてみよう。
今日は問題をあぶりだした後に深めるためのフレームワーク「6W2H」をご紹介しますね。
ぼんやりと問題が見えてきた
分析が進まない
情報の収集や整理が出来ていない
アイデアが出てこない
ヒアリングを行いたい
この段階で行うと効果てきめんです。
1.概要
「6W2H」は、8つの疑問詞を用いて、思考を広げるために必要な問いを網羅するためのフレームワークです。
問題発見の後に行うことで、テーマについて多面的に考察することが出来ます。
多面的に考察すると、それまで気付いていなかった視点を得ることが出来ます。
2.基本的な流れ
(1)テーマを決める
分析すべきテーマを設定します。
↓
(2)情報を広げる
テーマについて、8つの疑問詞に回答しながら、思考を広げていきます。
3.手順
いよいよ、やり方を詳しく説明したいと思います。
(1)テーマを設定する
分析すべき問題を決定したら、中央に記入します。
(2)情報を広げる
疑問詞に回答していきます。
8つの疑問詞については以下を参考にしてください。
Who…人物や組織など、主語を明らかにする
What…テーマの事実や構造を明らかにする
Whom…関係人物など、対象者を明らかにする
When…実行日や納期など時間軸を検討する
Where…場所・位置・エリアなどを検討する
Why…目的・原因・意義・狙い・意図などを明らかにする
How…手順・方法・手段などを明らかにする
How much…時間・お金・人材などの資源を検討する
4.次につながる問い
(1)このテーマについて、よくあるシチュエーションは?
(2)なぜこの問題が生まれている?
(3)無意識的に目を背けている点はないか?
まとめ
「6W2H」について、紹介してきました。
1.概要
2.基本的な流れ
3.手順
4.次につながる問い
なるほど、だんだんと問題がクリアになってきたぞ。
可能な限り明確にしておくことで、解決の糸口も見つけやすくなるよ。
よし、じゃあ明日は朝から問題解決のためのミーティングだー!
(大丈夫かなこの経営者…)
続く。