【ホヤホヤ】離任式を終えた現役教師が紹介する別れの手紙4パターン

こんにちは。

本日、離任式を終えました。

私は非常勤なので
年度終わりを待たずに離任だったんですね。

全校集会でのあいさつが終わった後

ふら~っと寄ってきて

「せんせー今までありがとー!!」

と、感情爆発で送り出してくれた子どもたち。

担任時代は感じませんでしたが、
子どもと触れ合う仕事ってイイですね。

子どもはストレートに感情を表現するので

わたしも知らず知らずのうちに心に感情を揺さぶられていました。

これが感動なんだなあ、としみじみ。

プレゼントもたくさんいただき
先ほど帰宅しました。

そんなわけで今回は、ホヤホヤの記事です!

もらって嬉しかった別れの手紙を
実際の例文とともに4パターンご紹介します!

どんな手紙を書こうか迷ったときに
参考にしてください。

1.感謝感激あめあられ系

算数の時間にはアドバイスなどをいただき、ありがとうございました。
算数の時間がとても楽しく、あっという間の時間になりました。

こんなご時世なので、お体に気を付けて元気に過ごしていただけると、またあとで会えるかもしれないので嬉しいです。

本当に本当にありがとうございました。

国語の授業だったら、

「本当に本当に」
→「本当に」

と間違いなく直されます(笑)

ですが、手紙に文法は必要ないです。

実際に、「本当に本当に」と重ねてしまうほど

感謝してくれているんだなあと感じます。

2.好きだと思えるようになりました系

2年間、ありがとうございました。

社会の時間のときに、先生の話がとても面白かったので
社会の授業が楽しくなりました。今でも、一番好きな教科は間違いなく社会です。次に体育が好きです。

算数では、わたしに合った簡単な解き方などを提案してくれて、すごく助かりました。

本当にありがとうございました。

シンプルでよくあるパターンですが、

力強いメッセージです。

教員というのはものごとを
「伝える」お仕事なので

・好きになった
・できるようになった
・考え方が変わった

など、生徒のなかで変化が起こるのが
大好きな人種なんです。

3.あの時のアレ、覚えていますか?系

一昨年以来ぼくたちの担任ではなくなってしまいましたが
今年になって久しぶりに算数の時間を一緒に過ごせてよかったです。

算数の時間、先生が歩き回って丸付けをしているとき
ぞうきんを干しているアレに足を引っかけたの、覚えていますか?
ぼくはあの光景が忘れられません。今も思い出し笑いしてしまっています。ごめんなさい。

またこの小学校にいつでも遊びに来てください。
今までありがとうございました。

あ~、あったねえ。

子どもって
「そんなこと」をいつまでも
覚えていたりします。

面白いですね。

2人の間でしか伝わらない内容なので
こうして文章にされると
親近感を感じてくれていたのが
よく伝わります。

4.愛のあるディスり系

2年間、ありがとうございました。

なかさんた先生の社会の時間のムダ話が好きで好きで忘れられません。とっても面白かったです。

算数のときには、裏ワザなどを教えていただきありがとうございました。たぶん普通のやり方ではないので、中学校に入学してこのやり方で数学の先生に怒られたら、なかさんた先生のせいにしたいと思います。

体調に気を付けてお過ごしください。
今までありがとうございました。

実は一番刺さっています(笑)

ちょこちょこディスられているの
分かりますか?

この子の場合、

・ムダ話だった(けど面白かった)

・先生のせいにします(けど教えてもらえてよかった)

というかんじで

愛の意図が伝わる文章構成になっているのが
ニクいですね。←愛のあるディスり

レベルの高い書き方ですが

愛を込めて書くと
真剣に書いてくれたんだなあと
思ってもらえます。

ただし
冗談が通じない人にはNG。

まとめ

いかがでしたか?

手紙を書く習慣がなくなってきた昨今ですが

いざ書いてみると関係性が出て良いものですよ。

あ~、子どもって尊い。以上。

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